NEWS 16th Anniversary

 私は、幼い頃からジャニーズ事務所に所属するアイドルグループNEWSが好きだ。好きになったきっかけは母親がJr.時代から増田貴久くんが好きだったことである。16周年を迎えた今日、これまでの思い出を振り返るとともに、彼らへの愛をつらつらと綴ろうと思う。

以下文章内に万が一、不快に感じる点があった場合、そっと画面を閉じていただけると幸いです。

 

16歳のNEWSへ

こんにちは。お元気ですか?私は相変わらずゆるく楽しく過ごしています。「何事も本気すぎるんだよ、暑すぎるんだよ…そしてバカだなあ。」と呆れられる日々ですが、しんどくなるといつもあなたたちの音楽に励まされています。1年と少し前、貴方達とともに今日、16周年を迎えることができると思っていませんでした、ごめんなさい。でも、今日をこうやって、貴方達のことを心の底から愛おしいと感じながら迎えることができたので、今日改めて貴方達への愛を確認しようと思います。

 私は、誰かを応援することが好きです。泥臭く努力をする生身の人間を追うことがとても好きです。「ジャニーズ」のアイドルに近づくことは決してできないけれど、そんな彼らの頑張っていることを表面上だけでも見て、彼らが持つ夢を自分の夢として、自分のことじゃないのにともに喜んだり悲しんだりすることがとても好きです。だからきっと、「NEWS」というグループが終わるまで、ずっと彼らから離れることはないと思います。あなたたちが作ってくれる物語が完結するまで、NEWSが新しい景色を見せてくれなくなるまで。ファンをやめることはないのだと思います。そう信じています。手越くんに初恋をしてから、20歳を目前とした今まで、ずっと彼らの背中を見て育ってきました。

 初めての中学受験。大切な人を失ったとき。友達ができなくて人間関係に悩んだとき。どんなときだって、私は貴方達に支えられてきました。もういなくなってしまいたいと思ったとき。貴方達の未来を見られなくなるのか、と思ったら生きようと思えました。1つ1つの思い出にNEWSの音楽があって、聴くだけで涙が溢れそうになる曲もいくつもあります。6歳から、初めてランドセルを背負ったあの頃から、もうすぐ20歳になる今まで。ずっと私の人生とともにあるNEWSのこと。もうずっと一緒なのだな〜だなんて勝手に思っています。もう私の人生の一部で、貴方達を応援していない人生など全く想像できないのです。手越くんを好きなことは私にとって日常で、全ての前提だなあ、と。

 そんな私が昨年は、「もうNEWSの背中を追って生きるのをやめたい」と思いました。なんなら、もう離れると決めていました、無理だったけどね(笑) 6が4になったとき、あの深夜に母に叩き起こされたとき。散々泣いたけれど、今は無理でも夢があると思っていました。どん底だし、もう終わりかもしれないけれど、終わらせない終わらせたくない、まだまだ応援するし変わらず大好きだ!!と幼いながらに思っていました。母が「今は華がなくなったって言われるかもしれないけれど、お母さんが見てきた彼らは絶対に這い上がって最強になるよ。華やか過ぎて眩しいグループになるよ。大丈夫だよ。」と言っていたことを今でもはっきり覚えています。貴方達は実際に、4人で這い上がりましたね。「チャンカパーナ」のスペシャルボックスを手に「4人についていく。新しい景色を見たい」と泣いたあの日から、当たり前のようにCDやDVDが発売されるたびに、「ああ〜幸せだ!!!!」って叫びたくなります。最初はパッとしないと言われ続けていたけれど、様々なことを通じて、それぞれがマルチに活躍する、最高の4人組になりました、こんなことを言うのはおこがましいけど。「これからも4人で平気だよ。」と誓った(と私が勝手に思っている)10周年から5年経って、「ほら平気だったでしょ?這い上がったよ」と改めて確信できるライブになると思っていました。

 知りたくないこと、見たくないことを知る機会があまりにも多すぎるこの時代です。人気すぎる貴方達だから、たくさんの人に見られる仕事をしている貴方達だから、有る事無いことたくさん言われて傷ついている時もあるのでしょう。私たちファンが知らないところできっと、たくさん泣いているのだろうなあ、なんて思います。あのときも、根拠のないデマなのだと思っていました。だから、いざそれが事実だと認められてしまったとき、悲しくて仕方なかったです。こんな素敵なアニバーサリーイヤーに、あのとき誓った「もう二度と泣かせない」って嘘かよ。と落ち込みました。大きくはならなかったけれど、知りたくもないことがいっぱい書かれたとき、ああもう終わりだなと思いました。母が「私がずっと見てきた増田さんは。私がずっと好きだったNEWSにいて幸せなのかな」といったとき。ふたりでネットニュースを見ながら泣いたとき。もう離れよう、と思いました。好きだけど信じられない、と感じていました。そんな自分が嫌いでした。ここまでたくさん愛してくれた貴方達から離れたいと感じてしまう私が嫌いでした。だからもし、「Strawberry」が当たったら、そこで終わりにしよう、と決めました。15周年おめでとう、と伝えて私は私の道を生きようと決めていました。もうNEWSに依存せず生きようと思っていました。

 そんな私にとってのお別れとなる予定だった「Strawberry」当日。寂しくてずっと泣いていました。自分で決めた最後なのに。思い出が詰まった曲をいっぱいやってくれるんだもん、泣いちゃうよ。私は、このライブは「おめでとう」じゃなくて「ごめんね」になってしまうのではないかと思っていました。でも、そんなことはなかった。大好きな貴方達はそのままで、たくさんの「愛」を感じました。好きで好きで好きで大好きな貴方達のままでした。もう応援しない、だなんて言った私が言うのはどうかと思うけれど、間違いなくあの日のNEWSは私がずっと好きだったNEWSでした。あのことが起きる前と何も変わらないNEWSでした。ここからまた、ついて行ってもいいのではないかと思わせてくれる貴方達が大好きでした。今も大好きです。「生きろ」を歌う貴方達を見たとき。ゼロからのNEWSに再びついて行きたいと思いました。不信感でいっぱいだった私が、100%の信頼を確認して帰ってきました。大好きな人たちが、大好きなままステージに立っていたことが嬉しくてたまらなかった。貴方達に支えられて生きてきたから今度は私が支えたいと思いました。

 そんなこんなで16周年を迎える今日の日も。私は変わらずNEWSが好きです。勝手にいろいろあったけど、やっぱり好きです。「愛が小さいから、離れちゃうんだよ。」だなんて切ないことを言われたりもしたけど、そんなことを言う人より「愛が大きいからちょっと休んでもいいんじゃないですか?」と言ってくれる人が多かったのが、なんだか貴方達の優しさがファンにまで伝染しているようで嬉しかったです。ちょっとだけ休んだけど、愛を再確認して戻ってきました。好きです。

 いっぱいいっぱいありがとう。今まで言葉にあまり出してこなかったけれど、ありがとう。ちょっと思い返すだけで、貴方達の音楽との思い出はいっぱいあるのです。「星をめざして」に背中を押された。「まほうのメロディ」で気合いを入れ直した。「Smile Maker」で泣いてばかりだった私が笑えるようになった。夢が叶わなかったあのとき「エンドレスサマー」を聴いて新しい夢を見つけた。諦めたくなったとき、やめたくなったとき「チャンカパーナ」を聴いて「どんなにダメだと言われても這い上がった」貴方達を思い出した。いつだって私の支えでいてくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。

 

 貴方達が見せてくれる景色が最高に好きで、貴方達の夢に自分を投影して生きています。いつだってありえないほどの愛に溢れていて、すぐ泣いてしまう。歌いたがりで踊りたがりの仲間とともに過ごす時間が、私にとって一番幸せな時間です。なんだかんだ好きだし、私にとって世界で1番のアイドルです。

 いつもありがとう。大好きだよ。私は、貴方達のファンになれて幸せです。

 改めてお誕生日おめでとうございます。最高な1年になりますように。

 

2019/09/15 ぽみより